給湯器の交換タイミングで機能を追加したいというニーズ
給湯器の交換を検討する際、「せっかくなら浴室乾燥機能も付けたい」と考える方は少なくありません。特に梅雨時の洗濯物対策やカビ予防のために、浴室暖房乾燥機能に関心を持つ家庭が増えています。ただし、給湯器本体の交換と浴室乾燥機能の追加は、工事の内容や費用が大きく異なる点に注意が必要です。
浴室乾燥機能を追加する2つの方法
- 給湯暖房機(浴室乾燥機能付き)に交換する方法:給湯器自体を、浴室暖房乾燥機能が付いたタイプ(ガス温水式など)に交換する方法。給湯・暖房・乾燥を1台でまかなえる。
- 浴室換気乾燥機を別途設置する方法:給湯器とは別に、電気式の浴室換気乾燥機(天井設置型)を新設する方法。給湯器の交換とは独立した電気工事になる。
それぞれの費用相場
- ガス温水式の給湯暖房機への交換:本体・工事費込みで40万〜80万円程度。既存の配管が使えるかどうかで費用が変わる。
- 電気式の浴室換気乾燥機の新設:本体・工事費込みで5万〜15万円程度。既存の換気扇と交換する形が一般的。
工事で確認すべきポイント
- 配管・配線の引き込みが可能か:ガス温水式は浴室まで温水を送る配管工事が必要になるため、既存の壁内配管の状況によっては大掛かりな工事になることがある。
- 電気容量に余裕があるか:電気式の浴室乾燥機はヒーターの消費電力が大きいため、分電盤の容量やブレーカーの空き回路を確認する必要がある。
- マンション・賃貸は管理規約の確認が必要:配管ルートの変更を伴う工事は、管理組合や大家の承諾が必要になる場合がある。
給湯器交換と同時に行うメリット
給湯器の交換工事とあわせて浴室乾燥機能を追加すると、配管工事や現地調査を一度にまとめられるため、別々に工事するより総額を抑えられる場合があります。給湯器の交換を検討しているタイミングで、浴室乾燥機能の追加もあわせて業者に相談してみるとよいでしょう。
補助金は使えるか
給湯暖房機(ガス温水式)は、省エネ性能の要件を満たせば給湯器交換の補助金制度の対象になる場合があります。電気式の浴室換気乾燥機は対象外となることが多いため、導入前に自治体の補助金制度の対象機器を確認しておきましょう。
まとめ
給湯器の交換タイミングで浴室乾燥機能を追加する場合、ガス温水式への交換か電気式の乾燥機の新設かで費用・工事内容が大きく変わります。配管・電気容量の確認と、補助金の対象可否を事前にチェックし、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討しましょう。